こんにちは。発達障害と知的障害児を育てて今は保険屋さんになろうと奮闘しているみやっちです。
今日は典型的アスペルガー症候群であるさーちゃんのおはなしです。
水槽の水の中にいるよう。と幼少時のアスペルガーを話してくれたさーちゃんですが、今は手帳も取れないほど健常児に近づきました。
そんなさーちゃん。叱っても褒めても無駄で、やりたいことしかやりません。
ホント困っていました。
そんなさーちゃんを私がどう育てたか。と言うと、困ったことをしたら無視。と言う方法。
困ったことをしたら無視する?叱らなくていいの?
発達障害の子たちは怒っても響きません。怒ると
「悪いことをすると、ママ(パパ)が自分を見てくれる」
と勘違いすることがあります。すると悪いことを何回も繰り返すんですよね。
だから悪いことをしたときはあえて無視。
でもこれって親の精神力が削られます。他人は親が叱ったりかまったりするのが当たり前だと思っているから。他人の目が痛い。
だけど他人は子供が困った時に助けてくれません。
悪いことをしたときに怒ることで「怒ることがコミュニケーション」になってしまった子供は、他人とコミュニケーションをとる時に怒鳴ったり喚いたりするようになってしまうことも多いようです。
我が子が自分を怒らせる。怒らせることばかりする。と言う場合、怒らせることがコミュニケーションの中心となっている場合が多いです。
我が子に好きな人ができても、相手を怒らせるようなことばかりして「大切にする」ことを知らない大人になったら哀しいですよね。
他人を大切にする。と言うことは学ばないとできません。だからいい子にしている時はたくさん抱っこして、たくさん褒めてあげてください。無視してばかりだとそれはそれで問題ですからね。
良い子にしている。いいことが起きる。と学べば、他人を大切にすることもできるようになります。
無視と大切にする。発達障害の子を育てるのは親の忍耐が必要なんですよね。
ホント大変でした。本人も大変だったそうですが、親も大変でした・・・
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